時には建物以上に、その家の住み心地を左右するのが、土地。
ところが、法律や規制も含め、その土地がどんな土地なのかを知らなければ、
後で「失敗した!」なんてことにもなりかねません。最低これだけは知っておきたい
「土地の見方」の基本ポイントを押さえておきましょう。
■ 建ぺい率
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと。つまり、敷地に対してどれくらいの建坪の建物が建てられるかということです。用途地域ごとに異なる制限があり、住居系の用途地域は建ぺい率が比較的低い傾向にあります。また、敷地が角地にある場合は、都市計画で定めた建ぺい率に10%を加えられます。個別の建ぺい率は、市町村役場の建築指導課、都市整備課で確認しましょう。
容積率=延床面積(床面積の合計)÷敷地面積
■ 容積率
容積率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合のこと。つまり、敷地の広さに対して、どのくらいの大きさ(床面積)の家を建てられるかの決まりです。用途地域によってある程度の範囲で制限されていますが、同じ用途地域でも土地によって規定の容積率は異なります。個々の土地については、市町村役場の建築指導課、都市整備課で確認することができます。
容積率=延床面積(床面積の合計)÷敷地面積
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