「開放感のある家で暮らしたい」。ご夫婦は長年住んでいたマンションが窮屈に感じるようになりました。子どもたちの成長に加えコロナ禍で家族の居る時間が増えたからです。マンションではできなかった庭づくりへの憧れも強く、特にオーストラリア出身のご主人は、外と内の一体感が得られる暮らしを望みました。ご夫婦はパッシブデザイン住宅を得意とするビルダーに家づくりを依頼し、大開口から光が巡る、明るく開放的な家を実現しました。リビングから繋がるウッドデッキは、朝食に、コーヒータイムに、時にはワークスペースとしても活躍。ユーカリやティーツリーを植えて庭づくりを楽しむご夫婦。「オーストラリアを思わせる庭にしたいですね」。34512 群馬の建築実例1. ご主人のワークスペースを2階ホールに確保。吹き抜けの上から、ウッドデッキのある庭の景色が見渡せる開放的な空間。 2. 広々としたウッドデッキをカバーするため、三角形のタープを2枚並べて設置。椅子とテーブルを置けば、そこは部屋の一部として機能する。 3. 開口から光をたっぷり取り込むリビング。「高窓から見える空が好きです」(奥様)。 4. 白を基調とした明るいダイニング・キッチン。カーブするスケルトン階段のアイアンが空間を引き締めている。 5. 子ども部屋は2階に配置。鮮やかなブルーとグリーンの壁紙は、兄弟がそれぞれ選んだ。DATA家族構成:夫婦+子ども2人 竣工:2021年4月 構造:エアムーブ工法延床面積:119.44㎡(36.05坪)1F 74.52㎡(22.50坪) 2F 44.92㎡(13.56坪)設計・施工:エアムーブ住宅 株式会社※建築主様のご要望により平面図は省きます。10th Anniv. Special
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